山羊の庭

X(旧ツイッター)に書くには長すぎる呟き

沖縄旅行2日目


今回は私を含めて6人旅なんだけれど、そのうちのひとりが1日目の日記を読んで「一緒に旅している人の旅日記を読むと、その時そう考えていたんだと思えて、楽しい」と感想を伝えてくれた。

嬉しい。

 

前記事の続きで沖縄旅行2日目のことを書いていく。折り返しだ。

 

①8:00頃起床

起床即ぬい撮り

天気、微妙~~~~~~~~~~~~~~~

そうなのだ。今回の旅程は1週間前から3日とも雨で、それがみんなの祈りも通じてなんとか1日目は晴れ、あとは降水確率40%~60%…ぐらいに落ち着いた。

沖縄なのに雨て。ピカピカの晴れの美ら海も見たいよーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

美ら海に行く前に、朝ごはんを近くのコンビニで調達する。

私は、「沖縄黒糖ポーポー」というお菓子を見つけたので食べてみる。

見た目は茶色いクレープ。

シュークリームとかプリンなどの冷蔵生菓子のケースにあったので、てっきり中に黒糖のクリームが入ってるクレープ的サムシングかな…と思ったら、黒糖味のぶあつい生地がぐるっ…と巻いてあるだけで、クリームやジャム類一切なし!の、素朴~~~な味の粉ものだった。

これが結構口の中の水分を奪っていくので、食べ終わった感じとしては、デッカくて四角い黒糖むしぱんを食べた時みたいな感じ。

おいしかった。黒糖の味が好きなので。

 

②10:30 ちゅら海水族館でイルカショー&給餌

イルカショーは水族館の外にあるので、なんと無料で見れる

この手前のがオキゴンドウ 黒くてデカくてかわいい

ジンベイザメ像 これ晴れてる時に撮れたら…!!

イルカショーは、バンドウイルカ×2 オキゴンドウ×3の構成。
朝イチの回のイルカショーを見たのだけれど、なんと今回ショー参加はじめてのオキゴンドウがいたらしくて、「俺たち、古参じゃん」と話した。

無料だし、この辺に住んでて毎日散歩がてら見に来てる人もいるんだろうな。スゲ~!

 

イルカショーの中で、イルカとトレーナーさんが一緒にカチャーシー(沖縄舞踊)を踊るコーナーがあったんだけど、トレーナーさんの手の振り方がすごくこなれてて、もちろん練習してるんだろうけど、沖縄の人ってみんな学校でカチャーシー踊ってきたんだろうな!!!!!!!!!と思った。

私はソーラン節の民です。

 

給餌したーい!と言ったら、グループの中で一番給餌に興味なさそうな外見をしている友達が「私も~」と言ってくれた。

この友人はこの後、すべての水槽に一言申さないと気が済まない歩みの遅い私とも歩幅を合わせて、ヒトツヒトツじっくりと見てくれたので、偏見を改めた。動物好き…じゃん…!!!!!!!

一緒に給餌体験のバケツを買いに行ったら、マジでイルカ給餌体験のお姉さんが優しくて、「バケツの中結構たくさん入ってるので、お二人で割り勘でもいいと思いますよ」と言ってくれてオススメしていただいた通りにした。

 

餌はイワシ

左がバンドウイルカ 右がオキゴンドウ


餌やり台に立つだけで口をパカッと開けてくれてるんだけど、最初1匹投げ入れたら全然位置がヘタクソで、「こいつら下手だ!!」と思ったのか、2回目からはもっとガバッ!!!!!!!!!と開けてくれて、ちゃんとダイレクトで口の中に入るようになった。偉すぎる。

 

歯がオキゴンドウバンドウイルカで全然違うんだけど、お気づきになりましたか。オキゴンドウの牙すっげくね?

鴨シーだったかえのすいだったかで、バンドウイルカの口の中を撫でる体験をしたことがあるのだけど、その時もしオキゴンドウだったら結構怖かっただろうなと思うぐらい、マジの牙。

調べたら、バンドウイルカは小魚メインだけど、野生のオキゴンドウは小魚だけじゃなくてマグロみたいな結構大きめの魚をガブガブ食べてしまうらしい。

 

そういえば、餌やり水槽にはいなかったんだけど、美ら海には「ユメゴンドウ」というイルカもいるらしかった。

私はこのユメゴンドウの名前がすごい気に入ってしまった。なぜなら、私は自分のアイデンティティに”夢女”を掲げているからである。

もし2文字で自己紹介しなければならないという時が来たら、私は「夢女」と名乗る。でも、もし3文字で自己紹介しなければなりませんと言われたら、これからは「夢巨頭」と名乗ろうかなと思った。

英名は「pygmy killer whale」で全然似ても似つかない名前だった。ちなみにこっちの名前の由来はハワイでユメゴンドウ同士がめちゃくちゃ殺し合ってるのを目撃されたから「なんて凶暴なイルカなんだ。まるでちっちぇ~シャチだぜ」ということで、名前がついたらしい。

すげえぜ。名乗ります。

 

そのあとはウミガメビーチを見に行って、カメの赤ちゃんを見たり、こっちでも餌やり体験をしたりした。

ちいちぇ~カメの赤ちゃん可愛かったな…。(写真なし)

白菜は投げやすい レタスは舞い散る

 

③10:45~ 美ら海水族館

一生分ここでタートルトークの真似した

エイとマンタの見分け方を読んだのにもう忘れた

サメのファンサ

るるぶで見た

最近生まれたサメのベイビー

「(そのキャラ)イカと関係あるの?」 ない

ヒトデとも関係ない

マナティキュートすぎた

美ら海、ボリュ~ミ~。

速足で通り過ぎてしまったところもあったので、本当にしっかり見たければ4時間ぐらいはやっぱり用意しておいたほうがいいな…と思った。

土地柄か、魚はもちろん、サンゴやイソギンチャクの説明が豊富で、特にサンゴの中の「このサンゴはほとんどの職員より前から美ら海水族館にいます。この間、このサンゴが来た当時の職員に、初孫が生まれました」という説明書きがあってほっこりした。

一緒に給餌してくれた友達と、ふれあいコーナーがないことだけ悲しんだ~。たくさんのヒトデを見たからふれあいたい欲が高まっていたので…。

 

④14:00~ 美ら海水族館内で昼ごはん

沖縄の卵焼き、「違う」。

ビュッフェっていいよなあ~~~~~~~~~~~~~~。

ビュッフェ大好き 何でも好きなものを好きな分だけ取れるっていうのが嬉しい。ビュッフェにテンションが上がって食べ過ぎたせいで、夜ご飯が全然入らなくなって皆に心配をかけた。すまねえ。

 

ここの卵焼き、かなり、「違」った。すみません。

関東のあんま~~~~~~~~い卵焼きに慣らされているので。卵を焼いたな…という味だった。

 

⑤15:00~ 公園散歩

遊歩道 バチェラーみたい

BLUE OCEAN…

ヤドカリだ!!!!!!

海------------ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

美ら海です。

海岸についた瞬間、裸足になって走ってみたが、沖縄のビーチは砂じゃなくて多分こういう…珊瑚とか貝殻の砕けたもの(いわゆる星の砂)なので、い、痛ェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガイドブックでも「サンダルを履こう」って書いてあった。無視した。

人生のほとんどを神奈川県で過ごしてきて、透明の海に憧れがあったので遊べてよかった!!!!!!

ジャリジャリの痛い砂だといいところは、スニーカーで歩いても全然砂が入ってくる感じがしないところ。実際には入ってくるんだけど。

 

サンゴの死骸を持ち帰りたかったんだけど、「サンゴは死骸も含めて県外への持ち出しは禁止です」と水族館に書いてあったので、やめた…。

 

海岸の遊歩道で遊んでいたら、途中で嘘みたいな豪雨になってウケた。美ら海まわりにいた時が、一番3日間で一番雨が降ったな。

 

美ら海水族館を遠くから見ると、1日目に見た那覇市役所を思い出した。

白い建材とガラスの感じが…似てる…

こんなポツンとしたピカチュウがあるかよ

後から調べるとやっぱり建築家が同じ人(国場幸房さん)だったらしくて、意外とこの日以外にも訪れた建物を設計していたりしているらしい!

沖縄美ら海水族館 平成14年(2002年)開館|設計/故・国場幸房+国建|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

公園の景観に配慮し、ボリュームを小さく見せるため屋根を細分化。マンタの群泳をイメージさせるデザインにした。

マンタの群れか~~~… 上から見る機会がないから気づけなかったけど素敵なコンセプトだ~。

 

⑥15:30 フクギ並木へ

こういう細い道がずっと続く

ネコチャン

沖縄の猫は逃げない

多分民宿

そうめん…ではなく、網

フクギ並木、あんまり知られてないスポットかもしれない……ぽんぽこチャンネルの視聴者以外にはなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!

沖縄、行くぞ。となった時に、一番見たのはるるぶでもことりっぷでもなく、ぽこぴーの沖縄旅行根間ういちゃんとのコラボ動画(ちなみに1日目県庁前の街頭広告でういちゃんが喋ってて感動した)

そこで一番行ってみたいなーと思ったフクギ並木が美ら海から徒歩で行けそうな距離だったので、提案して行ってみたけど…これがめっちゃよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ぽんぽこチャンネルで見た感じ「綺麗な並木道がちょっとあるぐらいかな?」と思ってたけど、実際行って見るとかなり長いうえに、すごい雰囲気のある民家や工房、民宿などがある集落を通り抜けるので、見ごたえがすごくあって~~~、良かった!!

 

この並木、写真だとあまり魅力が伝わってない気がする…。

動画で見た時も正直ここまでいいスポットだとは思ってなかった。歩いても歩いても並木が終わらない!!!ぷりぷりのフクギの葉っぱと、野良シーサーがたくさんいる細~~い道を、曲がって、曲がって…て進んでいくのがすごく楽しい!

行った日は雨で、緑や土が濡れて瑞々しい雰囲気でこれはこれでよかった!!けど、晴れた日にいったらきっと木漏れ日もきれいだと思う。

 

並木を抜けた後は海を見ながらビーチ沿いに帰った。どっちも景色が全然違くて、楽しかったー!

 

もし美ら海の後、時間を持て余すようなことがあれば、フクギ並木、絶対オススメ!!!!!!!!です!!!!!!!!!!

 

並木を抜けた先にある石碑

皆でこれを見て、「この歌をモチーフにした事件が起きてそう」「主人公たちは5番目のところで島に来るんだよね」「それで、6番目の殺人が起きないように阻止するんだよね」と話していた。

 

⑥18:00~ 沖縄料理の夜ご飯

海ぶどう!ちゃんとしたものは初めて食べる

ヴィラから徒歩20分のところにある、沖縄料理のお店に行く。

海ぶどう、チャンプルーをはじめとした、メジャーな沖縄料理の数々と、聞いたことのない魚(グルクンだったかな。)の揚げ物や、ヤギ刺しなどなどを食べる。

前述したとおり、私は昼たべすぎてすでに腹8分目スタートという感じだったのであまりお手伝いできなかったけど、ゴーヤチャンプルーやっぱりおいしいね。

豆腐が好きなので、ゴーヤチャンプルに入ってる豆腐だけをいっぱい食べたいな…と思った。

 

ヤギ刺しね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~、苦手でした。

ラム・マトン系が大好きなんだけど、ヤギってなんかこう~~~すごいね。ヤギ乳ってマジで肉の味が乳に出てんだ!!!!!!と思った。ヤギの風味が凄すぎる。

でも、まあ、羊の親戚だな…という感じで、食べ慣れれば好きになりそうな独特~~~な風味だったな~~~。1枚食べて「ウワーッ!ダメかも…」て言ったあと、「ダメだな~、これ」と言いながら数枚食べ進めてしまう、謎の引力があった。

食べたことないけどくさやとか食べてる人ってこういう感じなんかな~~。

 

⑦22:00 就寝

宿につくと、サクサク片付け・サクサクお風呂で即就寝。

なぜなら、私たちは翌朝4:00起きだからである。

 

なぜこんなことになってしまったかというと、私たちの把握不足だったのだが、旅行3日目は沖縄で「ツールドおきなわ」という自転車レースが行われる日だったのだ。

そもそも、私は知らなかったのだが、沖縄には電車がない。正確に言えばゆいレールというモノレールは存在するが、空港から首里城までを結ぶ超限定的な電車であり、交通機関イコール、バスだ。

そして、自転車レース中、道路は通行止めになる。

つまり、バスは…死ぬ。

 

なんとか、自転車レースの影響を受けずに那覇方面に渡れないものか…。

タクシーを使う、徒歩で1時間半歩く…など、様々な方法を加味した結果、私たちは、自転車レースが始まる前に南部に戻ることを決意した。

そのためには、5:21に最寄りバス停を通過する始発に乗るしかない…。

 

ということで、修学旅行の消灯時間みたいな時間に消灯して眠りについたが、途中で「(ふすまガラッ)コラッ!いつまで起きてるんだ!!」「寝てま~す」と修学旅行ロールプレイをしに乱入してくるなどしたので実際の就寝時間はもう少し先だった。

 

 

次は最終日!!!!!!!!!!!!!!

 

 

bungo-stray-dogs.jp

前回の日記で書き忘れてしまったんだけど、実は行きの飛行機の中で、なんと隣の女性がアイパッド文豪ストレイドッグスを見ていて、ビビった。

今?!沖縄に行く飛行機の中で?!文豪ストレイドッグスを!?!??!!?

行き2時間と少し、その人はずっと文ストを見ていた。

あの人は沖縄に行くところだったのか、それとも帰るところだったのか、文ストは何のために見ていて誰が推しなのか、謎は解けない。